気づいたら猫の肉球がカサカサに乾燥!その原因と予防や対策!
プニプニしてかわいい猫の肉球に、癒される飼い主さんも多いのではないでしょうか。
適度なうるおいがあるのが通常の状態ですが、毎日触っていると、いつもと違う状態に気づくことがあります。
なんだかカサカサして乾燥していることはありませんか?
ここでは、肉球がカサカサしてしまう原因と対策についてご紹介します。
1. 猫の肉球の役割
@足音を消す
元々狩りをしていた猫は、近づくときに獲物に気づかれないように肉球が足音を消す役割をしています。
A衝撃を和らげる
高いところから飛んで着地する際の、衝撃を吸収するクッションのような役割があります。
B滑り止め
走ったりするときの滑り止めになるという役割があります。
C体温調節
肉球から汗が出て、体温調節をするという役割があります。
この他、触覚で判断するセンサーとしての役割や、マーキングなどの役割があります。
2.猫の肉球はなぜ乾燥するの?
主に乾燥が原因といわれております。
猫の肉球のカサカサに気づいても放っておいたら、ひび割れてしまうことがあります。
そのまま生活していると、摩擦などによって症状が悪化し、ひどい場合には出血してしまうことがあります。
ここまで悪化してしまったら、感染症などの危険性もあるので注意が必要です。
その他の原因としては、風邪や体調不良などがあるので猫の健康状態をよく観察して、必要に応じて獣医師に相談することをおすすめします。
3.猫の肉球が乾燥してしまったら
私たち人間が、手の乾燥対策にハンドクリームを使うように、猫にも猫用のクリームがあります。
人間用だと猫に害となってしまうものが配合されている場合が多いので、ペットショップなどに置いてある猫用クリームを使用することをおすすめします。
また、人間が使用するオリーブオイルは、猫が舐めてしまっても問題ないので、猫用クリームの代わりに使用されている飼い主さんもいらっしゃるようです。
この他、肉球をマッサージして血行を良くしてあげることで、乾燥を予防することができます。
4.猫の肉球の乾燥対策
私たち人間でも、冬の乾燥が気になるように、猫の肉球も敏感です。
猫が毎日過ごす室内が乾燥しないように、一定の湿度を保ってあげることも対策の一つです。
まずは、猫の肉球をクリームなどで保湿して、加湿もしてあげることが大切です。
まとめ
私が過去に飼っていた猫は、どうやら飼い猫だったのに捨てられてしまったようでした。
道端で出会ったときには汚れてもおらず、そんなに歩き周った様子もなかったのですが、外を歩いたことがなかったようで、すでに肉球が破れてしまっており、動物病院へ直行したのを覚えています。
この時は、動物病院でもらったクリームを塗ってあげて回復しました。
猫の肉球は、一度ひび割れなどが起きてしまうと治りにくい場所なので、そうなってしまう前に飼い主さんがしっかりと乾燥対策をしてあげることが必要です。
そして、特に冬は乾燥が気になる季節なので、乾燥が猫にとってストレスにもならないように配慮してあげる必要があります。